メンタルヘルスをはじめ、働くことで心身の健康を害しているという現実があります（厚生労働省によると年間の精神疾患患者数は400万人を超えます）。NOSTでは、早期発見・早期治療といった疾病リスクがある人を対象とした「リスクアプローチ」よりも、イキイキと働くことでエンゲージメント（貢献意欲）の向上や生産性の向上をめざすといった社員全員を対象とした「ポピュレーションアプローチ」を通して、本業で稼ぐためのポジティブな健康増進をめざします。

労働安全衛生法は、社員の健康管理のために、企業には定期健康診断の実施義務があると同時に、社員には受診義務があることを定めています。法律は最低限の健康管理のことを定めているに過ぎず、NOSTでは、社員の肉体的・精神的・社会的に健康（Well）な状態を、習慣化すること（Being）を通じて、社員のパフォーマンスやエンゲージメント（貢献意欲）につなげることをめざします。

仕事の量ばかりでなく、人間関係の悩みやスキルのミスマッチといったストレスによってもうつ病などの疾患につながります。 一方、心理的安全性が高い職場づくりや上司からのコーチングといった支援があればストレス自体が軽減します。また、カウンセラーへの相談体制があればストレスによる症状が発生する前で防ぐこともできます。NOSTは、1人で抱え込まないための複数のセーフティネットを作ることをめざします。

コンディションケアとは、「最高の能力を発揮出来るように精神面・肉体面・健康面などから状態を整えること」と厚生労働省等では定義しています。NOSTでは、EAST（Easy、Attractive、Social、Timely）のコンセプトのもと、「オンラインレッスン」や「オンライン動画」などを通して、「簡単で・魅力的で・皆が関わる・いつでもそこにある」といった複合的なコンディションケアのインフラを提供します。

1人の社員が休職すると本人の年収の3倍の費用が直接・間接に生じるといわれています（厚生労働省労働基準統計局調査）。そして、健康保険に起因するコストとして一番大きいのは、出社しているので一見健康問題はなさそうな社員の「生産性が低下している状態」で、1人当たり年間60万円～90万円の生産性のロスといわれています。その日の疲れはその日のうちに取り、1日の始まりはベストな状況で迎えましょう。