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ビジネスコンテストでファイナリストに選出されました
NOSTは、ビジネスコンテスト『LEVEL UP STAGE2024』で、ファイナリストに選出されました。
『LEVEL UP STAGE』は、多摩信用金庫、BUSO AGORA、町田新産業センターの3者の主催団体のもと、東京都下の各市町村が後援する事業支援型のビジネスコンテストです。
今年は、応募総数122名から1次審査に合格したメンバーが、約4ヶ月のプログラム中にどれだけレベルアップしたのかを競い合っています。
厳選な審査のもと、NOSTはファイナリストに残りました。
「社長さん、NOSTの価値創造室でワークライフをノーストレスにしませんか?」というテーマで、11月14日のファイナルピッチに臨みます。
主催団体のHPでファイナリストインタビューとしてご紹介いただきましたので、NOSTのHPでもエッセンスを報告させていただきます。(主催者団体の記事全文はコチラ)
今回のビジネスアイデアをひとことで表すと?
健康経営の支援ビジネスを展開している当社には、「健康経営優良法人」のマークを取りたいというお声がけをいただきます。
しかし、マークを取ること自体は、健康経営の目的ではありません。
私たちNOSTは、健康経営に取り組む企業の「健康価値創造室」として、経営者・担当部署・社員の皆様に本質的な変革をもたらす健康経営ソリューションを提供します。
ズバリ、見どころは?
経済産業省主導の「健康経営優良法人認定制度」が始まって10年、多くの企業が認定を取得していますが、実際の取り組みは産業保健分野での「健康課題解決型」に留まっています。
本来の健康経営の目的は、不健康な社員を減らすことではなく、すべての社員のエンゲージメント向上をはかり、最終的に企業の業績向上を図ることです。
現在、日本の社員のエンゲージメントや労働生産性は、世界水準に比べて著しく低迷しています。NOSTは「健康価値創造型」のソリューションで、日本企業の競争力向上に貢献します。
健康経営にかかる費用を「コスト」ではなく、企業成長への「投資」と捉え、経営者・担当部署・社員それぞれの意識変革を促していきます。
このビジネスを思いついたきっかけは?
私自身、サラリーマン時代に精神疾患を患った経験があります。
精神疾患は、日本の成人の4人に1人が罹患する病気で、5大疾病の1つともされています。
多くの企業では、ストレスチェックの実施や相談窓口の設置、産業医との面談といった産業保健の取り組みを行っていますが、精神疾患の増加は依然として止まりません。
その背景には、職場でのコミュニケーション不足、ストレスの蓄積、働きがいの低下、周囲からの支援不足といった組織風土や職場環境の問題があります。
不健康な社員を減らすという「対策」ではなく、すべての社員が生き生きと働ける環境を作ることで職場を活性化し、組織文化や職場環境を改善することが「本質」だと考えています。
NOSTは、組織全体の「プラス」を引き上げる「健康価値創造」を通じ、精神疾患を減らすだけでなく、企業価値向上にもつながるソリューションを提供します。
悩んでいる・行き詰っていることは?
最大の課題は、経営者の意識改革です。
健康経営の第一歩は経営者による「健康宣言」ですが、多くの中小企業では、協会けんぽなどが提示する定型フォーマットに従い、健康診断100%受診といった「健康課題解決型」の目標を掲げることが一般的です。
NOSTでは、経営者には、「企業のミッション・ビジョン・バリューを実現する人づくり」を健康宣言に盛り込むことで、社員の健康と会社の成長の方向をつなげる骨太の健康宣言をすることを支援しています。
また、担当部署には、リスクのある社員を減らすことに留まらずに、職場環境づくりや人材育成にも焦点を当てるようガイドします。
さらに、社員に対しても、再検査や生活習慣の改善といったやらされ感にならないよう、「自己実現」や「ウェルビーイング」を実感できる環境を提供します。
NOSTは2030年に向けて、30,000人のビジネスパーソンのワークライフをノーストレスにすることを目指しています。
そのためには、「経営者向けセミナー」を強化し、健康価値創造型の健康経営の必要性とメリットを具体例を交えて広めます。
そして、パートナー企業との連携を強化し、「健康価値創造アライアンス」を組織化して、サービスの拡充とパッケージ化を図ります。
さらに、人的資本経営に熱心に取り組む企業に対しては、健康経営の段階からの「価値創造」を支援していきます。
意気込みをお願いします!
私はサラリーマン時代、経営や人事の分野で実績を積む一方、精神疾患を経験し、大きな挫折を味わいました。
この経験から得た、「経営・人事・コンディションケア」の3つの要素を組み合わせた専門性こそが、当社の強みです。
この強みを、経営者・担当部署・社員の三者に向けたソリューションとして具現化し、提供していきます。
「ワークライフをノーストレスにする」ことを私自身のライフワークとし、その想いを社名の「ノストライフ」とブランドの「NOST」に込めています。